BASFコーティングジャパンは、2009年末までに赤穂製造工場(兵庫県)を閉鎖し、製造拠点を本社のある戸塚(神奈川県)に集約する。
それに伴い、社員400人のうち約170人をBASFグループ内での異動、もしくは転職支援および希望退職制度などの包括的なプログラムを実施する。
同社の島崎アレハンドロ社長は「国内のみならず、アジア太平洋地域およびグローバルにおける戦略を推進することで、BASFコーティングスのグローある活動において重要な市場である日本のお客様に対して、より良いサービスを提供できると確信している」とコメントしている。
今後はコア事業として、自動車用塗料、二輪車用塗料、自動車用補修塗料、コイルコーティング、3C(コンピュータ、通信、コンシューマ・エレクトロニクス)分野に注力していく方針だ。