岡谷鋼機が7日に発表した2009年2月期の連結決算によると営業利益は前年同期比36.5%減の93億円となった。
売上高は同1.8%減の8715億3800万円だった。鉄鋼・特殊鋼では自動車・造船・産業機械・液晶テレビ部品向けは上期は堅調に推移したが、下期に急激に受注が落ち込んだ。輸出も不振だった。
非鉄金属分野でも自動車、デジタル家電関連の急激な在庫調整で電子部材が減少した。
売上げが急激な不振となったため、収益も悪化、経常利益は同33.4%減の108億6400万円、当期純利益は同46.6%減の44億2200万円だった。
今期の業績見通しは、売上高が同23.1%減の6700億円、営業利益が同67.7%減の30億円、当期純利益が同66.1%減の15億円と大幅な減収減益を予想している。