測定上限値を記録、泥酔運転の中学教諭

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滋賀県警は3月28日、滋賀県草津市内でワゴン車を泥酔状態で運転したとして、野洲市内の中学校に教諭として勤務する51歳の男を酒酔い運転の現行犯で逮捕した。追突事故を起こしたことで発覚したという。

滋賀県警・草津署によると、逮捕された男は3月28日の午後7時25分ごろ、草津市南笠東4丁目付近の市道で、泥酔状態にもかかわらずワゴン車を運転。信号待ちをしていた軽乗用車に対し、追突する事故を起こした疑いがもたれている。

軽乗用車を運転していた39歳の女性が「追突してきたクルマを運転していた男が酒に酔っているようだ」と警察に通報。現場に急行した同署員が男に職務質問しようとしたところ、直立できないほどの泥酔状態であることが判明。

その後のアルコール検知において、測定上限値となる呼気1リットルあたり0.9ミリグラムのアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。後に逮捕されたのは野洲市内の中学校に教諭として勤務する51歳の男だということがわかった。

調べに対して男は「帰宅途中にビールを飲んだ」などと供述し、飲酒したことを大筋で認めているようだ。しかし、ビールだけで検出されることが困難な値であることから、警察では飲酒した場所や量、種類の特定を急いでいる。

《石田真一》

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