IHIの関係会社である新潟原動機は26日、2011年からIMO(国際海事機関)が採用する次期NOx規制に対応したNOx排出低減技術を既存の舶用ディーゼルエンジン全種に適用すると発表した。
この技術により、現行のNOx規制に比べて15-22%のNOx削減が義務づけられている次期規制に、対応することが可能となるとしている。
新潟原動機は、昨年IMO次期NOx規制に対応した中速舶用ディーゼルエンジン「28AHX」を開発した。
今回、28AHXに採用されているMOx排出低減技術を、従来から販売している舶用ディーゼルエンジンに適用する。これによって全ての舶用ディーゼルエンジンが次期NOx規制をクリアできるとしている。