幼稚園バスを飲酒運転、運転手をで逮捕

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兵庫県警は23日、酒に酔った状態で幼稚園の送迎用マイクロバスを運転したとして、66歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕した。バスには園児と引率の教諭が乗っていたが、ケガはなかった。男は酒に酔っていることを自覚していたという。

兵庫県警・たつの署によると、逮捕された男は23日の午前11時45分ごろ、兵庫県太子町内の町道で幼稚園の送迎用マイクロバスを酒気帯び状態で運転していた疑いがもたれている。

付近をパトロールしていた同署員がセンターラインをまたぎ、対向車線側に逸脱した状態で走り続けているバスを発見、不審を感じて停止を命令した。職務質問を実施しようとしたところ、運転していた男の酒臭さに気づいたという。アルコール検知の結果、呼気1リットルあたり0.4ミリグラムのアルコール分を検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。バスには園児7人と、引率の女性教諭が乗車していたが、全員にケガはなかった。

逮捕された男は酒に酔っていることを自覚しており、「自宅で午前1時すぎまで酒を飲んだ」、「酔いが残っていることは自覚していたが、大丈夫だと思った」などと供述しているようだ。警察では幼稚園の関係者が男の酒気帯び状態を自覚していた可能性もあるとして、事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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