川島織物、未払役員退職慰労金を減額

自動車 ビジネス 企業動向

川島織物セルコンは24日の取締役会で、未払役員退職慰労金の減額を決定した。

同社は、業績が急激に悪化し、今後業績がさらに落ち込む見通しで、徹底した諸経費の削減、役員報酬・従業員給与の減額、転進支援制度の実施などの施策を講じ、経営基盤の強化と収益の改善に取り組んでいる。今回、役員から既に実施済みの役員報酬の減額に加え、未払役員退職慰労金の一部を自主返上する申し出を受けたため、取締役会で未払役員退職慰労金の金額を減額することを決めた。

同社は、第83期定時株主総会で役員退職慰労金制度を廃止しているが、制度廃止時までの在任期間に対する役員退職慰労金は、退任時まで長期未払金としている。
 
未払役員退職慰労金の一部返上で1億3800万円を今期の特別利益として計上する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集