トヨタファイナンスは11日、愛知県刈谷市のタクシー会社の大興タクシーと、非接触IC決済サービスを導入することで合意したと発表した。
大興のタクシー約160台には、「QUICPay」と「iD」の共用読み取り端末方式を導入し、3月11日から利用できる。
愛知県三河地区のタクシーへの非接触IC決済サービス導入は初めてで、愛知県下で共用読み取り端末方式が導入されているタクシーは、累計12社の約1470台となる。
タクシーへの非接触IC決済サービスの導入は、タクシー利用者の利便性向上と同時に、車内のキャッシュレス化によるタクシー強盗などの犯罪防止にも寄与できる。トヨタファイナンスでは今後も、利用ニーズの高い地域を中心に、タクシーへの非接触IC決済サービスの導入を共用読み取り端末方式で推進していく方針だ。