トヨタファイナンス、個人向け無担保ローンから撤退

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トヨタファイナンスは9日、クレジットカード事業のビジネスモデルを大きく転換すると発表した。改正貸金業法の全面施行を踏まえ、個人向けの無担保融資から撤退する。

5月以降、同社発行のクレジットカードに新たに入会する会員に対し、キャッシングサービスやカードローンといった個人向け無担保融資の利用可能枠設定を撤廃する。大手のカード会社で個人向け無担保融資から撤退するのは初。今後、クレジットカード事業はショッピングサービスに特化していく。

多重債務者を減らすことを目的にした2006年12月に公布された改正貸金業法は遅くとも来年春には完全施行される見通し。同社はこれを見越して、他社に比べ比較的利用割合の低い個人向けの無担保融資を取りやめる。

《編集部》

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