事実上経営破たんして、公的管理化で再建が進む予定のサーブ社の本社をスウェーデンのマウドオロフソン産業大臣とスベン・オットー・リットリン労働大臣が訪問した。
政府首脳が訪問したのは2月23日、「自立した新しいサーブ」を作る計画について話し合うためで、サーブの再編計画、短期資金調達や外国からの投資を招くための戦略などが話し合われた。
サーブ自動車のヤン・アケ・ヨンソン最高経営責任者は「会談を通して、サーブが独立した団体として前進させるための計画、またサーブのデザイン業、エンジニアリングと製造業をスウェーデンに集中させる予定などを立てた」と話した。また、「新しい『9-5』、『9-3X』と『9-4X』全てが次の1年半以内での市場への発表を控えており、サーブの力強い成長のための計画は確たるものとなっている」としている。