トレーラーが民家に突っ込む…複数回の被害、引っ越しても

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2月25日未明、福岡県立花町内の国道3号を走行中の大型トレーラーが対向車線側に逸脱。道路右側にある民家の塀に突っ込む事故が起きた。この事故でトレーラーの運転手が軽傷。民家は塀や門扉が壊れたが、家屋に損傷は無く、住人にケガはなかった。

福岡県警・八女署によると、事故が起きたのは2月25日の午前3時50分ごろ。立花町下辺春付近の国道3号を走行中の大型トレーラーが、緩やかな右カーブを曲がり切れずに路外へ逸脱。道路左側の土手に接触した弾みで対向車線側に飛びだし、そのまま道路右側にある民家に突っ込んだ。

トレーラーは塀や門扉を破壊し、車体を家側へ傾けた状態で中破。運転していた35歳の男性が腕などを打撲する軽傷を負ったが、家屋に損傷は無く、住人3人にケガはなかった。横転した荷台部分からは積載していたコンクリート製の電柱9本が落ち、車両や積荷を撤去するために国道3号の約30km区間が約9時間に渡って通行止めとなった。

現場は片側1車線。事故当時は雨で路面が濡れていたという。トレーラーが突っ込んだ民家に住む住人は過去にも6回の同様被害に遭ったが、約5年前の事故の際に家屋が全壊。この事故後に道路を挟んで反対側に今の家を新築したが、今回の被害に再び遭遇したという。

《石田真一》

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