パーク24と西日本鉄道、ICカード利用のパーク&ライド

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パーク24と西日本鉄道、ICカード利用のパーク&ライド
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パーク24と西日本鉄道は、3月31日から九州で初めて交通系ICカードを用いた乗車履歴連動型パーク&ライド優待サービスを開始すると発表した。

乗車履歴連動型のパーク&ライドのシステムのサービスを実施するのは、福岡県春日市のタイムズ春日原東町第3駐車場。この駐車場を利用し、西鉄電車を利用した帰り(同日中)に「nimoca」で春日原駅を利用すると自動的に駐車場料金の優待サービスが受けられる仕組み。優待内容は駐車料金が200円割引となる。
 
パーク24の乗車履歴連動型のパーク&ライドのシステムは、きっぷや駐車券を見せるなどの手間をかけずにサービスを受けることが可能。パーク24では、このサービスを全国各地の時間貸駐車場「タイムズ」へ積極的に展開する意向で、九州での事業展開を検討してきた。
 
一方の西日本鉄道はICカードnimocaを2008年5月からサービスを開始、百貨店やスーパー、コンビニエンスストアなど、交通IC乗車券という枠を超え福岡・北九州地区を中心に幅広くサービスを展開しており、駐車場での電子マネーの利用を検討していた。

今回、両社は顧客の利便性向上となる新しいサービスを提供することで合意した。
 
サービスの導入により、利用者は交通渋滞に巻き込まれることなく、nimocaを用いて乗車履歴を判別することで自動的に駐車料金が割引になるためスムーズにサービスを受けることが可能となる。
 
両社は今後タイムズへのnimoca導入や、駅周辺のタイムズでのパーク&ライドを推進し、西鉄沿線と周辺エリアを一枚のnimocaでシームレスにつなぐ、便利で快適なサービスの提供を拡大していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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