19日夜、千葉県印西市内の市道を走行していたマイクロバスと乗用車が正面衝突する事故が起きた。バスは学習塾の送迎用で、10人の中学生が乗っていたがケガはなかった。警察は乗用車を運転していた男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
千葉県警・印西署によると、事故が起きたのは19日の午後9時55分ごろ。印西市別所付近の市道を走行していた乗用車がカーブを曲がりきれずに道路右側へ飛び出し、対向してきた学習塾送迎用のマイクロバスと正面衝突した。
バスには中学生10人と、65歳の男性運転手が乗車していたが、いずれもケガはなかった。乗用車を運転していた24歳の男は酒に酔った状態。事故後のアルコール検知で呼気1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
現場は車線区別のない幅員約5mの道路。警察では乗用車が速度超過状態で進行し、カーブを曲がりきれなかったものと推測している。