ヨコオ、高周波検査治具用 中継コネクタを開発

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ヨコオは23日、高周波検査用治具に新製品を追加、多様化する高周波検査ニーズに対応する製品の品揃えを強化すると発表した。

電子製品は機能面の多様化が進むとともに高周波化が進み、高周波検査についても多様化が加速している一方、検査用治具には性能・操作・作業性の向上も要求されている。
 
従来、RFモジュールなどを搭載した基板のRF特性を評価する際、精度良く測定するため、ほとんどの場合、基板の信号線にコネクタを直接ハンダ付けしていたが、評価を行うたび、コネクタをハンダ付けするため、作業性が悪く、ハンダ付けせずにコネクタの簡単な脱着だけで精度良くRF評価できる検査冶具が求められていた。
 
今回、こうしたニーズに応える検査用治具として、RF基板端部の信号線への接続用「中継コネクタ」を開発、3月中旬から市場に投入する。
 
新製品は、基板検査の際、基板の端部を挟み込むだけで、SMAコネクタを基板にハンダ付けすることなく、基板の信号線と検査機器とを同軸ケーブル接続可能とする中継コネクタ。隣接ピッチは12.7mmでの使用が可能。

《レスポンス編集部》

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