東京証券取引所は17日、カーチスホールディングスがサービサー(債権回収会社)のジャスティス債権回収を株式交換で完全子会社化するという発表を受け、上場廃止の可能性があることを明らかにした。
株式交換を実施した場合、カーチスHDが存続会社であると認められないと判断、株式交換後に新規上場審査に準じる審査を受けるための猶予期間に入る可能性がある。
東証の審査で、猶予期間中に基準に適合すると認められない場合、上場廃止となる。
カーチスHDでは「基準に適合できるように万全の体制で準備を進める」とし、株式交換によるジャスティス債権回収の完全子会社化は撤回しない方針だ。