VWの新型ミドルセダン…イメージスケッチ公開

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VWの新型ミドルセダン…イメージスケッチ公開
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フォルクスワーゲンは13日、2012年に発売予定の新型ミッドサイズセダンのイメージスケッチを公表した。現行『パサート』の後継モデルに位置づけられるという。

フォルクスワーゲンは2008年7月、米国での車両組み立て工場建設プランを発表。同社は1978年、米国に完成車工場を建設したが、品質問題に起因する販売不振から、1988年に米国生産から撤退した経緯がある。

約20年ぶりにフォルクワーゲンは米国現地生産を復活させるわけだが、新工場はテネシー州チャタヌーガに、10億ドル(約900億円)を投資して建設。2011年に稼動する予定で、最初にラインオフするモデルが、イメージスケッチの4ドアセダンとなる。

新型4ドアセダンはパサートの後継車種として開発されるもので、米国を最大マーケットに想定。2012年に投入され、米国で年間15万台を販売する計画だ。ボディサイズは現行型よりもやや大きく、トヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』と競合。公開されたイメージスケッチからは、『パサートCC』のような流麗なフォルムが見て取れる。

フォルクワーゲンは2018年までに、米国の年間販売台数を現在の約3倍に相当する100万台に引き上げる計画。金融危機の影響で不透明な部分は多いが、その目標達成に新型セダンの果たす役割は大きいと思われる。

《森脇稔》

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