12日夕方、千葉県千葉市花見川区内の国道16号で、交差道路から右折進入してきた乗用車と、国道を直進してきたバイクが衝突する事故が起きた。バイクは転倒し、運転の男性が重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に20歳の男を逮捕している。
千葉県警・千葉北署によると、事故が起きたのは12日の午後5時55分ごろ。千葉市花見川区横戸町付近の国道16号を走行していたバイクと、道路右側の丁字路交差点から右折進入してきた乗用車が衝突した。
バイクは転倒し、運転していた31歳の男性が左足などを骨折する重傷。クルマはそのまま逃走したため、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約2時間30分後に20歳の男が警察に出頭。ひき逃げ容疑を認めたことから、自動車運転過失傷害や道路交通法違反容疑で逮捕している。
現場は片側2車線で、信号機は設置されていない。中央分離帯が途切れており、国道側への右折進入は禁止されてない。調べに対して男は「急いで右折しようとしたらバイクとぶつかった」、「怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。