Google Earthがバージョン5に…海底も過去も火星も閲覧可能に

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米Google(グーグル)は現地時間2日、「Google Earth 5.0」(ベータ版)を発表した。新機能として、海底の地形を見ることができるようになったほか、時間軸を操作して過去の映像も閲覧可能となった。また自分だけのツアーを録画して共有できるようになった。

同社は「いままでは、どのような位置でも1つのイメージでしか示せなかった。私たちの惑星の複雑さと威厳を表現するには十分だが、その場所の持つ豊かな歴史を無視することになる。新バージョンでは“時をさかのぼり”、私たちの星の変動を観察する能力を提供する」とのコメントを寄せている。

自分だけのツアーを録画するには、ツールバーの「ツアーの録画」ボタンをクリックする。3Dビューアの左下隅に録画ボタンが現れるので、これをクリックし録画を実行すればいい。以降は、移動した道すじや場所などが記録される。記録したツアーを再生するには、「場所」パネルでツアーをクリックし、「ツアーの再生」ボタンをクリックすればいい。

過去の衛星写真を表示するには、ツールバーの「過去のイメージ」ボタンをクリックする。3Dビューアの左上隅に時間軸を表すスライダが現れるので、これを左方向に動かすことで過去の写真を見ることが可能だ。1番右側に移動すると、現在の写真となる。日本は1990年代の衛星写真など10年ほど前の画像となっているが、アメリカなどは1940年代までさかのぼることができるようだ(場所や拡大比率によって、さかのぼれる年代は変化する)。これらは今後も拡大される予定だという。

また海中を泳ぎまわり、デービッドソン海山などの水中地形を探索することもできる。海面を表示するには、まず「表示」メニューの「水面」をオンにする。次に「レイヤ」パネルで、「海」をオンにすると、海に関するさまざまなアイコンが表示される。これらをクリックすれば海溝などの名称、海洋専門家から提供された海底および海面データが閲覧可能となっている。目印を使用して、海中の場所にもマークを付けることもできるとのこと。

そして、「Earth」ではなく「Mars」すなわち火星も今バージョンから表示可能となった。ツールバーの切り替えボタンで表示を「火星」に切り替えると、表示対象が地球から火星に変わる。火星上には、NASAによる写真のほか「旅行者向けガイド」のマークが用意されており、さまざまな“観光情報”が表示されるようになっている。

《冨岡晶》

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