【ASV-4】DSSSやSmartWayなどとの統合が鍵か

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【ASV-4】DSSSやSmartWayなどとの統合が鍵か
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国土交通省が1月30日に東京・お台場で行なった「車車間通信による安全運転支援システム実用化に向けた公道総合実験」では、ASV(先進安全自動車)推進計画第4期「ASV-4」の実証実験のための実験車が各メーカーから30台も集まったが、実験車にはASVのほか、DSSSやスマートウェイなどの車載システムも搭載されていた。

同乗した日産ディーゼル工業の『Quon』カーゴタイプの運転席ダッシュボードには、3つの車載器が並ぶ。「左がVICS、まん中が光ビーコン、右がETCと同じようなシステムです」と同社車両開発電子電装担当の加藤幸祐氏。

これは、2月25日から28日まで日本科学未来館(東京都江東区)などで行なわれる「ITS-SAFETY2010公開デモンストレーション」にあわせて装備されているシステムで、今回はASVのみの稼動だったが、「ほかのシステムも同時に稼動させることもできるし、単体で動かすこともできる」と交通安全環境研究所・自動車安全研究領域の長谷川智紀氏は話す。

光ビーコンを用いた路車間通信によるDSSSは警察庁などが、道路側センサーからの情報との路車間通信によるスマートウェイは国土交通省道路が推し進める安全運転支援システム。

日産ディーゼルの加藤氏は、「こうしたさまざまなシステムを合体させて、さらに良いものをつくっていく取り組みもしていきたい」と話す。

今後はそれぞれに推し進められているシステムをどう統合するかにも注目が集まるところだ。

《レスポンス編集部》

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