TSテック、総和産業を完全子会社化…シートフレームの技術力強化

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TSテックは、総和産業を完全子会社化すると発表した。

総和産業は、鋼線・鋼管などの加工販売を主力事業とする金属加工メーカーで、TSテックは四輪車用シートフレーム部品の加工などを通じて、継続的に取引している。
 
最近の四輪車用シートは、後突時の頚部障害を軽減するアクティブヘッドレスト機構などの安全機能が重要視されている。TSテックでは、これらの重要機構を支えるシートフレーム部品の加工技術を中心とした、グループの製造技術力、製品競争力の強化を目的に、総和産業を完全子会社化する。
 
これにより自動車内装部品メーカーとしてのグループ力を強化する。
 
TSテックは総和産業に35.0%出資している。2月中に総和産業の個人株主4人から残りの65.0%の株式を取得する。これによって総和産業はTSテックの連結子会社となり、総和産業の子会社のソーワ・テクノは非連結子会社となる。

《レスポンス編集部》

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