富士精工が発表した第3四半期(2008年3 - 11月期)連結決算は、営業利益が前年同期比42.9%減の3億3300万円と、大幅減益となった。売上高は同1.7%減の143億7000万円と微減だった。
主要取引先である自動車業界は世界的に販売台数が低迷の影響で、自動車メーカーは設備投資計画を凍結、同社の専用工作機械の受注回復のめどが立たない状態となっている。加えて円高の進行で為替差損も発生した。
経常利益は同43.6%減の4億7300万円、当期純利益が同70.1%減の1億3200万円と大幅減益となった。