18日朝、山梨県甲府市内の県道で、歩道を歩いていた76歳の女性に対し、後方から進行してきた自転車が追突した。女性は骨折などの重傷を負ったが、自転車はそのまま逃走。警察では63歳の男が事故を起こしたものとみて、ひき逃げ容疑で調べている。
山梨県警・南甲府署によると、事故が起きたのは18日の午前8時ごろ。甲府市国母8丁目付近の県道で、歩道を歩いていた76歳の女性に対し、後方から進行してきた自転車が衝突した。
女性は弾き飛ばされるようにして転倒。足を骨折するなどの重傷を負ったが、自転車はそのまま逃走した。
警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃証言から作成された似顔絵を基に、現場付近を通行する自転車に対しての検問を実施していたところ、同日夜に似顔絵と酷似した63歳の男を発見。業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で事情を聞いている。
男は容疑を大筋で認めており、警察では近く書類送検する方針だ。