緊急走行のパトカーに横転滑走の軽ワゴン突っ込む

自動車 社会 社会

16日夜、広島県広島市中区内の国道54号で、緊急走行中のパトカーが交差道路を進行してきた軽ワゴン車と衝突する事故が起きた。ワゴン車は衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、その弾みで横転。滑走しながらパトカーに突っ込んだとみられる。

広島県警・広島中央署によると、事故が起きたのは16日の午後8時30分ごろ。広島市中区白島北町付近の国道54号で、緊急走行していた同署パトカーが赤信号の交差点に進入したところ、右方向から進行してきた軽ワゴン車が横転。滑走しながらパトカーの側面部に突っ込んだ。

双方のクルマは中破。軽ワゴン車を運転していた38歳の男性と、パトカーを運転していた32歳の巡査部長が打撲などの軽傷を負った。

現場は片側2車線で見通しの良い交差点。パトカーは赤信号のため、交差点手前で一時停止してから進入している。軽ワゴン車は青信号に従って進行していたが、交差点内に進入してくるパトカーを目視した直後、衝突を避けようと急ハンドルを切った。これが原因でバランスを崩して横転したとみられており、警察では双方の運転者から事情を聞き、事故の原因を調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV