トヨタ北海道、25日に生産ライン全面停止

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トヨタ北海道、25日に生産ライン全面停止
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トヨタ自動車北海道(北海道苫小牧市・田中義克社長)は、25日、生産調整のための全面ライン停止を実施する。

同社は、機械、アルミホイール、鍛造など生産品目に合わせ5つの工場を持っている。その全工場の操業を停止する。

12月に入って同社は、一部の生産ラインを断続的に停止し、生産調整に入った。月産11万5000基の生産能力を持つ海外向け『カローラ』のオートマチックトランスミッション(AT)などの製造では、すでに実施したものも含め5日間停止させる。同社の売上高は1756億円(08年3月期)。その7割をATで占める。

「生産ラインの非稼働日の設定と定時を前提としたライン稼働を行い、雇用確保を最大限配慮した対応を心がけた」(同社広報担当者)

同社は12月から来年3月まで、生産量をピーク時から約3割減少させる。この生産調整によって「余剰人員が生じるかどうかは不明」という。

《中島みなみ》

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