国際石油開発帝石は、テイコク・オイル・エクアドルがエクアドル共和国東部オリエンテ地方ブロック18鉱区の40%の権益を、ブラジル国営石油会社ペトロブラス傘下のECUADORTLCから取得することで最終合意したと発表した。
ブロック18鉱区は、エクアドルの首都キトの東方にあるオリエンテ盆地に位置する陸上鉱区で、鉱区面積は1138平方km。今回の権益取得により、この鉱区の権益保有比率は、テイコク・オイルが40%、オペレーターのECUADORTLCが30%、ケイマン・インターナショナル・エクスプロレーションが18%、Petromanabiが12%となる。
鉱区では、現在日量3万バレルの原油を生産中。今後、既発見構造の開発を行っていく予定。国際石油開発ではエクアドルで、このブロック18鉱区のほかブロック31鉱区についても参入の機会を検討してきたが、想定された同鉱区の開発の見通しが不透明なことから、最終的にブロック18鉱区の権益のみを取得するこにした。
今期業績への影響は、現在精査中で、確定次第決算に反映させる予定。