スリップ事故のクルマから車外放出、2人が死傷

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6日午前、北海道滝川市内の道央自動車道上り線を走行中のワゴン車が路外に逸脱。道路左側のガードロープに衝突する事故が起きた。シートベルト未着用で同乗していたとみられる2人が車外に投げ出されて死傷している。

北海道警・高速隊によると、事故が起きたのは6日の午前11時30分ごろ。滝川市江部乙町付近の道央自動車道上り線を走行中のワゴン車が路外に逸脱、道路左側の路肩に進入し、ガードロープや固定用の支柱に衝突した。

クルマは衝突によって中破。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた11歳女児と、30歳女性が車外に投げ出された。2人は近くの病院に収容されたが、女児は頭部強打が原因で約5時間後に死亡、女性も上半身打撲などの軽傷を負った。運転していた38歳の女性と、助手席に同乗していた14歳の男子中学生はシートベルトを着装しており、ケガはなかった。

現場は片側2車線の直線区間。路面は凍結していたという。警察ではクルマがスリップしたものとみて、運転していた女性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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