電子情報技術産業協会は、10月の移動電話国内出荷実績を発表した。それによると移動電話の出荷台数は前年同月比57.8%減の108万台と半減した。4か月連続のマイナスだった。
携帯電話は同56.1%減の101万7000となった。夏モデルから冬モデルへの谷間の時期で、販売が低迷した。今年度4月-10月累計では、2136万8000台、前年同期比23.2%減となった。ワンセグ対応製品が牽引して前年が好調だった反動があったほか、新販売方式により、従来の価格より相対的に端末価格が上昇したこと、旧機種安売りモデルがなくなったことなどから大幅マイナスとなった。
携帯電話のうち、ワンセグ対応製品は72万6000台、前年同月比8.7%減で、ワンセグ搭載率は71.4%だった。