衝突事故のクルマ、歩道に乗り上げて小学生直撃

自動車 社会 社会

4日午後、福井県福井市内の国道8号で、交差点を直進中の乗用車と、対向車線側から右折してきた乗用車が衝突。このうち1台が歩道に突っ込み、信号待ちをしていた小学生男児の乗る自転車に衝突した。

福井県警・福井署によると、事故が起きたのは4日の午後3時20分ごろ。福井市御幸付近の国道8号で、交差点を直進中の23歳の男性の運転する乗用車と、対向車線側から右折してきた43歳男性の運転する乗用車が衝突。直進側のクルマは衝突の弾みで進路を変えて歩道に乗り上げ、自転車に乗って信号待ちをしていた小学6年生の男児に突っ込んだ。

男児は自転車ごと弾き飛ばされて頭部を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。また、右折側のクルマは交差点に隣接するガソリンスタンドに突っ込み、運転者が打撲などの軽傷を負っている。

現場は片側2車線で、見通しの良い直線区間。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース