介護施設の送迎ワゴンに追突逃走の男を逮捕

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11月21日に福岡県飯塚市内で発生した重傷ひき逃げ事件について、福岡県警は3日、23歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故後に現場近くで行っていた検問で目撃情報に酷似したクルマを発見したという。

福岡県警・飯塚署によると、問題の事故は11月21日の午前9時20分ごろ発生している。飯塚市片島2丁目の国道211号で信号待ちのために停車していた老人介護施設所有の送迎用ワゴン車に対し、後ろから進行してきたRVが追突した

ワゴン車は中破。同乗していた89歳の男性と79歳の女性や引率スタッフなど3人が骨折や打撲の重軽傷を負ったが、クルマは現場から逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

警察では現場付近での交通検問を連日行っていたが、目撃情報に酷似したRVを発見。運転していた23歳の男に任意で事情を聞いていたところ、ひき逃げの事実を認めたため、自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「重傷者が出ていそうな雰囲気だったため、怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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