住友電工、欧州の光ケーブル事業に資本参加

自動車 ビジネス 企業動向

住友電気工業は、フランスの大手電線メーカーであるネクサンス社と欧州での光ファイバケーブル事業分野で提携し、ネクサンスの子会社である光ファイバケーブルメーカーのオプティカーベル社の株式40%を取得することで合意した。

株式取得手続きは、競争法当局の承認が得られた後、2008年度内に実施する予定。

住友電工は、今後成長の見込まれる欧州のFTTH(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)市場への参入について検討してきた。今回の提携により、オプティカーベル社に対して、光ファイバを供給するとともに、日本国内で培った光ケーブルとFTTH関連技術を援助し、欧州で光ファイバ、光ファイバケーブル市場でのプレゼンス向上を図る。

一方、ネクサンス社は、同グループが持つ欧州における販売拠点を活用し、オプティカーベル社製品の拡販に取り組む。オプティカーベル社は、欧州を活動拠点とする大手電線メーカーであるネクサンス社の100%出資子会社で、光ファイバケーブルの製造販売会社として、ヨーロッパを中心に各種陸上用光ファイバケーブルの納入実績を持つ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集