宝石を強奪するため故意に衝突、被害男性が重傷

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1日午後、大阪府大阪市中央区内の市道で、宝石商の男性が背後から進行してきたクルマにはねられる事故が起きた。クルマを運転していた3人組の男は、男性が持っていた宝石入りのアタッシェケースを奪い、現場から逃走している。

大阪府警・南署によると、事件が起きたのは1日の午後1時5分ごろ。大阪市中央区道頓堀1丁目付近の市道を45歳の宝石商の男性が歩いていたところ、後方から接近してきたクルマにはねられた。

男性はその場に転倒。直後にクルマから降りてきた男が宝石の入ったアタッシェケースを男性から奪い、別の男は周囲に消火器を噴射して逃走した。男性は胸部骨折の重傷。バッグには時価1億円相当の宝石(合計約500点)が入っていたという。警察では宝石強奪を目的とした強盗致傷事件として捜査を開始している。

被害に遭った男性は、現場から約250m離れた場所にある会社から歩き出した直後に襲撃されたという。クルマには運転役と実行犯の合わせて3人が乗っており、警察では不審車両の目撃情報が無いか調べを進める方針だ。

《石田真一》

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