ゼンリンは、北海道地図との間での訴訟について和解が成立したと発表した。ゼンリンは北海道地図に対し著作権侵害行為差止などを求めて提訴していたが、福岡高裁から和解案が提示され、12月4日付けで和解が成立した。和解では、ゼンリンの「住宅地図目録」と北海道地図の「製品目録」の住宅地図の中にある双方の表札情報の中に酷似したものがあることを両社は相互に確認し、北海道地図は当面、住宅地図の出版事業から撤退する。