【もてぎスーパーFJ 第5戦】野間選手、初挑戦のシリーズで5位

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【もてぎスーパーFJ 第5戦】野間選手、初挑戦のシリーズで5位
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11月30日、栃木県ツインリンクもてぎにおいてもてぎチャンピオンカップスーパーFJシリーズ第5戦が行われた。「HP・Response. EMS KK-S」を駆る野間選手は14台中、予選6位、決勝は5位入賞となった。

12月13 - 14日にもてぎで行われるスーパーFJ日本一決定戦「FJ MASTERS RACE in MOTEGI」に参戦予定の野間選手は、筑波シリーズ最終戦への参戦を中止し、日本一の前哨戦となるもてぎシリーズ最終戦への参戦に切り替えた。

レース当日、午前8時25分、気温10度と冷え込んだ日本晴れの空の下、公式予選がスタート。前日に降った雨の影響で路面は一部濡れているダンプコンディション。最高速の出るダウンヒルストレート直後の90度コーナーが日陰になっており、ウェット路面でかつ路面温度も低い状況であった。

予選コースイン直後からスピンが相次ぎ90度コーナーの立ち上がりで1台がスピン、イエローフラッグが提示される。#39野間選手はそれを確認してコーナーに進入したが、後続車がフラッグを見落としてブレーキミス、コントロールを失い野間選手の側面に激突。野間選手はピットインを余儀なくされる。その後、コース上に停止した車両の回収のためセッションは中止となった。

野間選手のマシンのラジエターに大事はなく、応急措置をほどこして再びコースイン。ハンドリングに不安を抱えながらも予選アタックを再開した。予選再開後もコースコンディションは変わらず、タイヤの温まりも悪い。最終ラップが勝負と踏んだ野間選手は、そこまでのラップをタイヤのウォームアップとコースコンディションの把握に費やす。

予選最終ラップ、前方にチームメイトの#38宮沢選手を捉えてスリップストリームを使いながらのアタックを敢行。2分06秒905のタイムを記録し予選6番手となった。予選トップは地元もてぎシリーズで2勝をあげている#8森下選手、2番手には岡山、鈴鹿の両シリーズで活躍する#48平木選手が続く。

予選後のインターバルに、エクシードモータースポーツのスタッフが懸命の車両修復を行い、決勝開始に間に合わせた。11時30分決勝開始。路面状況は完全にドライとなり、日本一前哨戦の舞台として絶好のコンディションだ。しかしフォーメーションラップ中にもてぎランキングトップの#7中島選手がクラッシュして脱落、波乱を暗示する。

スタートはトップ森下選手が好スタートを決めて逃げる。野間選手は少し出遅れ、8番手#38宮沢選手が野間選手のインをつく形で1コーナーへ。1 - 2コーナーでアウトを走った野間選手は続くストレートの加速勝負で宮沢選手に抜かれてしまう。

しかし、3コーナー立ち上がりで#37金子選手と宮沢選手が交錯し、失速。この混乱に乗じて片寄選手が4位に上がり、集団は#43大野選手、宮沢選手、野間選手というオーダーとなる。その後、4番手片寄選手がリタイヤし、野間選手は6番手に。

チェッカーまで残り半周となるヘアピンコーナーで、大野選手がコーナーリングスピードを誤りロス。これを見逃さなかった野間選手は90度コーナーブレーキングで並びかけインに入るも、立ち上がりでは大野選手がクロスラインで粘る。この勝負、最終コーナー前で野間選手が前に出て、そのまま5位でチェッカーを受けた。

優勝は森下選手、2位は平木選手、3位は#25仁木選手という結果となった。

野間選手のコメント:「もてぎチャンピオンカップにはシビックやインテグラで出場するレース仲間も多く、いつもより多くの声援をもらえたことが後押ししてくれました。しかしトップ2台との差は大きく、12月14日の日本一決定戦までに全力で巻き返して行きたいと思います」

次戦は12月14日ツインリンクもてぎで開催される日本一決定戦「FJ MASTERS RACE in MOTEGI」である。

《レスポンス編集部》

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