非番中の警官、積雪路でスリップ事故を起こす

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24日夜、山梨県甲州市内の国道411号で、非番中の警官が運転する乗用車が積雪路面でスリップし、対向車線に停車していた別の乗用車に衝突する事故が起きた。この事故で車外に出ていた男性が挟まれ、足を骨折する重傷を負っている。

山梨県警・日下部署によると、事故が起きたのは24日の午後7時5分ごろ。甲州市塩山上萩原付近の国道411号を走行していた上野原署に所属する34歳男性警部補が運転する乗用車が積雪路面でスリップ。対向車線側に逸脱し、路肩に停車していた乗用車に衝突した。

この事故で、停車中の乗用車の車外に立っていた48歳の男性がクルマとクルマの間に挟まれ、足を骨折する重傷を負った。警察では警部補から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。午後から雪が降っており、事故当時は約5cmの積雪があったが、警部補のクルマはスタッドレスタイヤやチェーンなどを装着していなかった。警部補は当日が非番で、私用外出中に事故を起こしたようだ。

また、負傷した男性も直前にスリップを原因とする他車との衝突事故を起こし、車外に出て被害状況の確認を行っていたという。

《石田真一》

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