古河電気工業は、北米持株会社のフルカワ・エレクトリック・ノース・アメリカ(FENA)を解散すると発表した。
古河電工は、北米地域における今後の事業展開を見直した結果、金融危機による北米市場の激変の中、顧客ニーズに迅速に対応するとともに効率的な事業拡大を図るため、カンパニー制を推進、各カンパニーが直接子会社を統治する事業体制にする。
これに伴って持株会社としてのFENAの存在意義がなくなったため、今年12月に解散する。
解散の決定に伴って古河電工は今中間期の単独決算で繰延税金資産など211億5700万円を計上、当期純利益が増加する。