ショベルカーを使ったATM盗難、2件目が発生

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1日未明、埼玉県栗橋町内のスーパーマーケットで、駐車場内に進入したショベルカーが外壁を破壊。店内にあったATM(現金自動預払機)が盗難される事件が起きた。前日にも新座市内で同様の事件が発生しており、警察では関連を調べている。

埼玉県警・幸手署によると、警察が事件発生を認知したのは1日の午前2時55分ごろ。警備会社から警察に対して「栗橋町東付近にあるスーパーマーケットで侵入警報が作動した」との通報が寄せられた。

現場に急行した同署員は、現場となったスーパーの駐車場に無人のショベルカーが放置されているのを確認。近くの外壁が壊され、その裏側付近に設置されていたATMが無くなっていることがわかった。設置している銀行によると、連休中の利用を予測して、普段よりも多い約2000万円の現金が収容されていたという。

ショベルカーで建物の外壁を破壊し、ATMを盗む(店外まで引きずり出す)という手口は前日に新座市内で発生しており、手口が似通っていることから、警察では同一犯関与の可能性も視野に入れ、窃盗事件として捜査を開始している。

現場は国道4号沿いにあるスーパーマーケット。夜間でも交通量が多い道路だが、警察では不審車両の目撃情報を調べるため、周辺での聞き込みを強化する方針だ。

《石田真一》

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