ROBO_JAPAN08…大学で研究開発中のロボットたち

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11日から13日にかけてパシフィコ横浜で開催された、大型ロボット展示イベント「ROBO_JAPAN 2008」。大学関連の出展も多く、普段はあまり見られない研究・開発中のロボットに、多くの来場者の視線が集まっていた。

東京理科大学工学部小林研究所のメインの出展物は、上半身装着型のアシストスーツ「マッスルスーツ」。医療現場、介護現場での重労働を支援することを目的に開発が進められている筋力増幅システムで、一般的な体格の成人男性が、10kgの米袋を5袋でも余裕で持っていられるようになる。そのほか、障害などで歩行が困難な人のための歩行支援システム「アクティブ歩行器」、母乳の搾乳を行うための「しごき機能付搾乳機」なども紹介された。

東京工業大学広瀬・福島研究室が出展したのは、「役に立つロボット」をコンセプトに研究・開発されている非ヒューマノイド型ロボットの数々。実演して注目されていたのが、脚車輪複合型ロボット「Roller-Walker」。荒れ地では脚移動、平坦地では車輪移動と移動方式を切り替えられるシステムを搭載したロボットだ。そのほか、ヘビ型ロボット「ACM-R3n」、ヘビ型レスキューロボット「蒼龍IV号」など多数が展示されていた。

慶應義塾大学がデモを行っていたのが、病院搬送用ロボット「MKR-003」。障害物を避けながら目的地を目指して自律移動するロボットだ。人が進行方向上に立ち塞がるとそれを避けて移動し、人が動いてさらに妨害してきても、臨機応変に通れる場所を探していく機能を持つ。

さらに、神奈川工科大学のコミュニケーションロボット「ノワール」、豊橋技術科学大学の「ロボットハンドの双方向制御」なども、ひとが上に乗れる千葉工業大学の四脚型ロボット「ハイペリオン」なども注目されていた。

《デイビー日高》

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