漫然運転の普通トラックとバイクが正面衝突

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19日午後、鹿児島県霧島市内の県道を走行していた普通トラックが対向車線側に逸脱、対向車線を順走してきたバイクと正面衝突した。この事故でバイクを運転していた女性が死亡。警察はトラックを運転していた63歳の男を現行犯逮捕している。

鹿児島県警・横川署によると、事故が起きたのは19日の午後2時40分ごろ。霧島市横川町中ノ付近の県道を走行していた普通トラックが対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた24歳女性の運転するバイクと正面衝突した。

バイクは衝突の弾みで転倒、女性は路上に投げ出された際に腹部を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。警察ではトラックを運転していた63歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕、女性死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

現場は片側1車線。調べに対して男は「路上駐車している車両に気づくのが遅れ、衝突を避けようと急ハンドルを切った」などと供述している。警察では男が漫然運転をしていたため、駐車車両に気づくのが遅れたものと推測。さらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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