ヨーロッパ新車販売、5か月連続マイナス…9月

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ACEA(欧州自動車工業会)は10月15日、2008年9月の新車販売結果を公表した。総販売台数は130万4653台で前年同月比は8.2%減と5か月連続のマイナス。9月としては10年ぶりに低い記録となった。

欧州5大市場では、フランス以外の4国が前年実績を下回った。英国が前年同月比21.2%減の33万295台だったほか、ドイツが1.5%減の26万1384台、イタリアが5.5%減の17万6112台、スペインが32.2%減の6万5593台と後退。フランスは8.4%増の16万565台と健闘した。

主要9社の販売結果は、フォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダなどを含む)だけが前年実績をクリア。前年同月比1.4%増の26万3435台を販売して1位に君臨した。その原動力となったのはアウディで、18.5%増の6万3796台と好調。アウディは「『A4』と『A5』を中心に売れている」と語っている。

2位のPSA(プジョー・シトロエン)は9%減の15万3533台。3位のフォードグループ(ボルボを含む)は11.4%減の13万6003台。4位のGMグループ(オペル、シボレー、サーブを含む)は18.1%減の12万9746台。5位のルノーグループ(ダチアを含む)は2.1%減の10万2917台。ルノーはダチアが65.6%増の1万6684台をマーク。低価格車の『ロガン』をマイナーチェンジし、セールスを伸ばした。

6位のフィアットグループ(ランチアやアルファロメオを含む)は1.4%減の9万7553台。ランチアが新型『デルタ』投入によって、5.8%増の9311台を販売したのが目を引く。7位のダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は6.3%減の7万5604台。8位のBMWグループ(MINIを含む)は15.4%減の7万4367台。9位のトヨタ(レクサスを含む)は6.8%減の7万3748台だった。

ACEA は「米国発の金融危機が欧州にも波及。個人の消費意欲が急激に減退している」と危機感を募らせている。
《森脇稔》

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