逃走中の盗難車、抑止を試みた覆面パトに衝突

自動車 社会 社会

13日未明、滋賀県栗東市内の国道1号で、パトカーの追跡を受けていた盗難車が逃走を抑止しようとした滋賀県警の捜査車両(覆面パトカー)に衝突する事故が起きた。クルマは中央分離帯にも衝突して横転大破。乗っていた2人の男が重軽傷を負った。

滋賀県警と京都府警・機動捜査隊によると、事故が起きたのは13日の午前0時20分ごろ。これより以前の12日午後11時45分ごろ、京都府京都市西京区内の国道9号をパトロールしていた京都府警のパトカーが、広島県内で盗難届の出されていた軽乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走を開始した。

クルマは滋賀県方向に向かったため、途中からは滋賀県警の応援部隊も追跡に合流。クルマは栗東市手原付近の国道1号で強制抑止を試みた滋賀県警の覆面パトカーを追い越そうとした際に接触。弾みで中央分離帯に突っ込んで横転している。

クルマは大破し、運転していた35歳の男が骨折などの重傷。同乗していた32歳の男が軽傷を負い、近くの病院に収容されている。警察では2人の回復を待ち、窃盗や公務執行妨害、道路交通法違反の各容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース