田中精密工業は、2008年9月中間期の連結業績見通しを修正した。
売上高は215億6000万円を予想していたが215億3000万円とほぼ予想通りになる見通し。
収益では、米国子会社で量産開始した主力製品ロッカーアームが、先行立ち上げしている日本マザー工場の実績、ノウハウを米国子会社の量産開始に反映させたことで、立ち上げコストを削減させることができた。
このため、営業損益は9000万円の赤字を予想していたが4000万円の黒字になる見通し。経常利益は8000万円から1億1000万円に上方修正した。
当期損益は米国子会社が好調で想定以上の少数株主利益の控除の影響で、5000万円の黒字を予想していたが、4000万円の赤字に下方修正した。