資生堂、ブラスケン、豊田通商がサトウキビ由来ポリエチレン容器を共同開発

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資生堂は、化粧品容器の廃棄・焼却時のCO2排出を抑制することを目的に、南米最大の化学メーカーのブラスケン社、豊田通商と、サトウキビ由来ポリエチレンの化粧品容器への活用に向けて3社間で共同開発契約を結ぶことで合意した。この容器は2011年までにブラスケンが世界で初めて商業生産を開始する。

これにより2011年から、資生堂はサトウキビ由来のポリエチレンを使った化粧品のボトルやチューブ容器に積極的に切り替えを始め、廃棄・焼却時に大気中のCO2濃度を増加させない取り組みを強化する。

ブラジルのサトウキビは世界でも有数の生産量を誇る非穀物由来のバイオ資源であり、将来にわたって安定的に調達できる持続可能性や潜在供給力に優れていることから、長期的視野で化粧品の原材料として広く活用方法を検討するなど、トータルで地球環境にやさしい商品を開発するとしている。

《レスポンス編集部》

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