「刑務所に行きたい」と故意に歩行者をはねる

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11日夕方、三重県津市内の市道で路肩を歩いていた10歳と16歳の姉妹が後方から進行してきた軽乗用車にはねられる事故が起きた。警察では2人を故意にはねたとして、43歳の男を殺人未遂容疑で逮捕している。

三重県警・津南署によると、事故が起きたのは11日の午後4時45分ごろ。津市久居明神町付近の市道で、路肩を歩いていた10歳と16歳の姉妹が後方から進行してきた軽乗用車にはねられた。

16歳の姉は全身強打の重傷を、10歳の妹が打撲などの軽傷を負った。クルマはそのまま現場から逃走したが、運転していた43歳の男は自ら「人をはねた」と警察に通報。故意にはねたことを認めたため、殺人未遂容疑で緊急逮捕している。

調べに対して男は「生活費がないので刑務所に入れてもらいたかった」などと供述しているようだ。被害者2人と男は面識がなく、警察では無差別に狙ったものとみている。

《石田真一》

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