リンテックは、米国子会社を再編すると発表した。
リンテック・オブ・アメリカ(LOA)とその子会社のリンテック・アドバンスド・テクノロジーズUSA(LATU)、リンテック・リサーチ・ボストン(LRB)、MADICO社は、北米及び欧州を中心とした自動車や半導体関連の粘着関連事業を展開してきた。
今回の再編では共にLOAの100%子会社であるLATUとLRBを、LATUを存続会社として合併する。LOAの販売部門をLATUへ移管するほか、LOAを「リンテックUSAホールディングス」に、LATUを「リンテック・オブ・アメリカ」に社名変更する。
リンテックUSAホールディングスは、リンテック・オブ・アメリカとMADICO社を統括する純粋持株会社となる。
今回の再編は、米国での販売・開発機能を一本化することで、経営資源の集中と管理体制の強化を図るのが目的。重複する費用を削減するとともに、経営戦略の共有化による意思決定の迅速化を図り、変化する経営環境へ的確に対応して、経営基盤の強化とグループ利益の最大化を推進するとしている。
再編は12月31日までに完了する予定だ。