衝突現場から逃走の少年、被害者が捕まえる

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6日夕方、香川県高松市内の国道11号で、車両3台が関係する多重衝突が発生。4人が軽傷を負った。追突してきたクルマは逃走したが、事故に巻きこまれたクルマが追跡。運転していた19歳の少年を警察に引き渡した。警察では後にひき逃げ容疑で逮捕している。

香川県警・高松南署によると、事故が起きたのは6日の午後6時35分ごろ。高松市田村町付近の国道11号で、前方の赤信号を目視して減速を開始したワゴン車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。隣車線を走る軽乗用車にも接触するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で4人が打撲などの軽傷を負ったが、追突してきた乗用車は逃走。接触被害を受けた軽乗用車が逃げたクルマの追跡を開始し、約500m先の交差点で抑止。通報を受けて駆けつけた同署員に運転していた19歳の少年を引き渡した。同署は7日までにこの少年を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して少年は「気が動転して逃げてしまった」などと供述している。警察では漫然運転が事故の主因とみている。

《石田真一》

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