トヨタ自動車は、カーライフをテーマとしたインターネット上の3次元未来都市「TOYOTA METAPOLIS」を、10月1日にグランドオープンした。
トヨタメタポリスは、トヨタの新たな情報発信媒体として、特に若年層の顧客にクルマをより身近に楽しんでもらうことを目的とした、人とクルマ、地球と未来・夢・楽しさ、自然との共生を実現するトヨタ独自の3次元仮想都市としている。
4月17日に試行版をオープンし、トヨタ車が展示される「オートモール」、新車発表会などさまざまなイベントが開催される「イベントホール」、住居施設の「レジデンス」など、幅広い顧客に楽しんでもらうための施設が設置されており、これまでに10万人以上が来場している。
顧客は、自分の分身となるマイキャラクターを無料で設定し、「トヨタメタポリス」内の通貨である「ココア」で、トヨタのパーソナルモビリティである『i-REAL』『MOBIRO』、『Winglet』を入手できる。
1日のグランドオープンで、トヨタメタポリスにアバターを設定した全ての顧客がココアを使いトヨタの車両を購入し、トヨタメタポリス内を走行できる。顧客が購入できる車両は、オートモールに展示されている全18車種で、ボディーカラーは、実際の設定色に加え、24色のバーチャルカラーから好みの色を選択できる。
バーチャル走行では、運転席からの視点だけでなく、車外のさまざまなポジションからの視点にも変更でき、また、同乗者とチャットを楽しんだり、走行中のBGMとして、「J-WAVEi」作成のメタポリス向けオリジナル3番組から選択できる。
F1のサーキットでスタッフが活動拠点とする移動式の家を再現した「トヨタF1モーターホーム」もオープン。通常一般の人には入れないモーターホームの内部をバーチャルで見ることができるのが特徴。F1専用グッズの販売、F1に関するさまざまなアイテム(過去のレース動画、レーサー紹介、F1カーなど)の展示も行う。
トヨタメタポリスでは今後、「メタポリス探検ツアー」(10月5日20時 - )、「F1バーチャルライブイベント日本GP in トヨタメタポリス」(10月11日13時45分 - 12日11時)、「バーチャルパーティー」(10月15日20時30分 - )など各種イベントを開催する。
さらに、だれでもより容易にメタポリスを体験できるよう、トヨタのホームページでメタポリスの一部を動画で生中継する予定だ。
トヨタメタポリス
URL http://metapolis.toyota.co.jp/