死亡ひき逃げの女、車当たり捜査で逮捕

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静岡県警は26日、今月21日に静岡県静岡市清水区内で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、同区内に住む63歳の女をひき逃げ容疑で逮捕した。現場に落ちていた塗膜片が容疑車両のものと一致したという。

静岡県警・清水署によると、警察が事故発生を認知したのは21日の午前11時35分ごろ。静岡市清水区蒲原堰沢付近の市道で、自転車に乗っていた84歳の男性が道路中央部に倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。

男性は近くの病院に収容されたが、全身強打でまもなく死亡。自転車には衝突痕があり、状況から警察では男性がクルマにひき逃げされたものと判断。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始していた。

現場から採取した塗膜片から車種を特定し、車当たり捜査を進めたところ、同区内に在住する63歳の女が所有するクルマに接触痕があることがわかった。このため女から任意で事情を聞いていたところ、「怖くなって逃げた」と容疑を認めたため、自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

《石田真一》

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