小糸工業は、破たんした米国の投資銀行リーマン・ブラザーズなど、特別損失が見込まれる債権8億円分を保有していると発表した。
リーマンは米国連邦破産法11条の適用を申請したが、小糸工業はこれに関連して「ユーロ円建てファースト・トゥ・デフォルト型クレジットリンク債」5億円を保有している。
また、9月26日に民事再生法の適用を申請したシーズンクリエイトの無担保社債3億円分を保有している。
これらの債権は特別損失の発生が見込まれるが、現段階では金額が確定していない。連結業績見通しも金額などが確定次第、改めて公表する。