電子情報技術産業協会が発表した民生用電子機器の8月出荷金額は1974億円、前年同期比0.6%増と微増ながら15か月連続プラスとなった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は1401億円、動6.3%増と15か月連続プラスとなったが、音声機器が103億円、同5.8%減と2か月ぶりにマイナスとなったほか、カーAVC機器が470億円、同12.0%減と13か月ぶりにマイナスとなった。
カーオーディオは、カーステレオ本体(カセット)が、2万5000台、同28.5%減、カーCDプレーヤが39万9000台、同16.9%減とマイナスだった。カーステレオとカーCDプレーヤの合計は42万4000台、同17.7%減となった。
カーカラーテレビは6万9000台、同12.6%減と13か月連続プラスから一転して大幅マイナスとなった。カーDVDは2万4000台、同2.4%増と26か月連続のプラスとなっている。
カーナビゲーションシステムは27万9000台、同5.0%減と前年割れとなった。ソース別構成比は、CD/DVD-ROMタイプが26.6%、HDDタイプ(その他)が73.4%だった。
ETC車載ユニットは26万5000台、同18.6%減となった。