17日未明、神奈川県横浜市青葉区内の新聞販売店で、車庫に保管していた配達用の原付バイク10台が盗まれる事件が起きた。盗難防止のワイヤーロックが切断されており、警察では海外へ転売する目的で何者かが盗難したものとみている。
神奈川県警・青葉署によると、警察が事件発生を認知したのは17日の午前1時40分ごろ。横浜市青葉区恩田町付近にある新聞販売店の店主から「配達用のバイク10台すべてが盗まれた」と通報が寄せられた。
バイクは店舗裏の車庫に保管されており、盗難防止用のワイヤー(長さ約9m)で10台すべての後輪ホイールを貫通させていたという。このワイヤーは鋭利な刃物で切断されており、キー無しのバイク複数台を手際よく運び出す手口からも、警察では海外への転売を目的とした窃盗グループが関与したものと推測している。
店は16日の午後10時30分ごろから、17日の午前1時10分ごろまでが無人の状態となっており、この間に盗まれたとみられている。