共和工業所は、2009年4月期の単独決算の業績見通しを上方修正した。売上高は前回予想から8億円増加の120億円、営業利益は前回予想から4億5000万円増加の16億8000万円となる見込み。
売上高は、主力の建設機械向け製品が通期で順調に推移すると予想、また、通期の業績に大きな影響を占める2つの工場の建設、機械設備の増設が下期に集中し、それに伴う減価償却費負担の増加、加えて諸経費も増加する見通しだが、売上高の増加、経費削減努力などがこれをカバーする。
経常利益も前回予想から4億5000万円増加の17億円、当期純利益は前回予想より2億6000万円増加の10億円となる見込み。
